2019年11月22日金曜日
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介護現場へのロボット導入の現状

人手不足という問題が随分前から取り上げられながらも、なかなかその課題解決のための根本的な方法が見つからない介護業界ですが、近年他の分野でも進んでいるロボットの導入が、その解決策になるのではと注目されています。

介護の仕事は肉体的に辛いと言われています。要介護者を抱き起こしたりする作業で、足腰に大きな負担がかかってしまうからです。そのような作業をロボットが代わりに行ってくれたり、補助できれば、介護者の肉体的負担をかなり減らすことができるでしょう。また、介護には、常に責任が伴う精神的な負担も付きものです。

介護者は常に、要介護者のことを気にかけていなければなりません。そこで、見守りロボットのようなものが普及すれば、介護者も一息つく余裕を持てるようになるかもしれません。

またロボットは、介護者の助けとなるだけではありません。要介護者のためにも良いと考えられています。要介護者も介護者に対して、申し訳ないといった心理的負担を負っているからです。しかし現在のところ、介護業界におけるロボットの導入は、まだあまり進んではいません。

実際、介護の作業は多種多様な作業の組み合わせです。そんな中、ロボットは基本的に単一作業しかできません。そのため、要介護者1人の介護を全てロボットで行うためには、何種類かのロボットを導入しなければならない現状があります。

その他、介護現場のニーズと開発側が研究したい技術との間にもギャップが存在します。加えて、ロボットを実際に導入する場合には費用も高くなります。こうしたいくつかのハードルを越えることができれば、介護に関わる人全てが笑顔になれるようなロボットが導入されるのは早いでしょう。